「徒歩1時間って…通える距離なの?」
一見すると「健康的でいいかも」と思いがちですが、実際に毎日通うとなるとどうでしょうか。
通勤や買い物などで徒歩1時間かかると、体力や時間、天候などさまざまな影響を受けますよね。
この記事では、徒歩1時間の距離感やきつさの実際、向いている人・向いていない人の特徴、メリット・デメリットまで徹底的に解説します!
「今の距離、ほんとに大丈夫かな…?」と少しでも感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
徒歩1時間はきつい?

徒歩で1時間歩くのって実際どうなんでしょうか?もちろん個人差はありますが、私にとっては20分が限界…。1時間となるとその3倍!さすがにハードです。もう少し詳しく見ていきましょう。
徒歩1時間はだいたいどのくらいの距離
ゆっくり歩くと約4キロ、早歩きなら5キロ程度になります。

4キロ…。正直、無理じゃないですか?
これが毎日、しかも往復で8キロと考えるとゾッとしますよね。
徒歩1時間は適正距離?
徒歩1時間が適正かどうかは、状況によって大きく変わります。たとえば天候や疲労度、荷物の有無など、さまざまな要素が影響します。
一般的には、10~20分以内が無理なく続けられる距離としておすすめです。
実際に徒歩通勤20分でもきついと感じる人もいます。以下の記事も参考にどうぞ。
2キロの徒歩通勤に関しては下記の記事にて詳しく解説しています。ご覧ください。
徒歩1時間が向いていない人


徒歩1時間が向いていない人はほとんどの人が当てはまるのではないかと思います。
- 天候の影響を受けやすい人
- 忙しくて時間に余裕のない人
- 体力に自信のない人
- 通勤ルートが悪い人
- 重い荷物を持つ必要がある人
- スーツや革靴で通勤する人
順番に解説していきます。
天候の影響を受けやすい人
天候って自然なのでこっちの思い通りにはいきませんよね。悪天候の時にイライラしがちな人や気象病などある人は徒歩1時間は地獄なのでやめておきましょう。
忙しくて時間に余裕のない人
朝の時間はギリギリまで寝ていたいものですよね。徒歩1時間で通勤するとなるとかなり、朝早く起きなくてはなりません。6時くらいには起きないと余裕をもって徒歩通勤は難しいですね。朝の余裕の無さもとてもストレスになります。
体力に自信のない人
徒歩1時間は正直なところめちゃめちゃ遠いです。体力がある人でもつかれる距離です。マジで履く靴とかもしっかりフィットした靴でないと足を痛める可能性も高いです。体力のない人は挑戦しない方がいいです。
通勤ルートが悪い人
通勤ルートは人により様々ですよね。例えば、完全に舗装されていて歩道の混雑もなく坂道もない真っ直ぐな道だとしたらとても快適にあるけます。
しかし、みなさん快適なルートばかりではありません。坂道がとても多かったり混雑しているルートもあります。後者ではとてもストレスを感じます。
重い荷物を持つ必要がないがある人
重い荷物を毎日背負わなければいけないケースがあります。仕事内容は人によって様々ですし持ち物も異なります。なかなか手ぶらという人は少ない印象です。
重い荷物を背負って徒歩で1時間も歩いたら腰が壊れますので要注意!
スーツや革靴で通勤する人
まず!スーツ!これは夏やばいです。暑すぎて汗まみれになります。せっかくの髪型も台無しですし大汗をかくことでシャツがびしょ濡れになります。また、革靴で徒歩1時間は靴擦れや足の痛みを引き起こすので注意が必要です。
5キロの徒歩通勤で悩んでいる人は下記の記事にて解決策を解説しています。ご覧ください。
徒歩1時間が向いている人


徒歩1時間が向いている人はどのような人でしょうか。
- 通勤ルートが歩きやすい人
- 健康意識が高い人
- 通勤時間を有効活用したい人
- 交通費を節約したい人
- 時間に余裕がある人
あげるとしたら上記ですね。もう少し詳しくみていきましょう。
通勤ルートが歩きやすい人
信号が少なく、歩道が整備された道や坂道が少ない道が快適に通勤できるルート構造となっています。
健康意識が高い人
徒歩通勤で毎日1時間のウォーキングができるため運動不足が解消されます。有酸素運動で脂肪代謝されるのでダイエットになります。
通勤時間を有効活用したい人
朝の時間を使ってリフレッシュしたい人や、何かしらの学習をしたい人に向いています。
交通費を節約したい人
徒歩通勤であれば電車やバス代がかからないため、月に数千円から1万円以上の節約になります。
時間に余裕がある人
片道1時間かけても問題ない人。たとえば、出社時間が遅めの人やフレックスタイムの人がおすすめですね。
徒歩1時間のデメリット


徒歩1時間のデメリットは以下の通りです。
- 夏や冬はきつい
- 時間がかかる
順番に見ていきましょうか。
夏や冬はきつい
夏は炎天下の中で熱中症のリスクが高く、シャツが汗でびしょ濡れになることも。
冬は寒さで手足がかじかみ、通勤どころではなくなってしまうかもしれません。
時間がかかる
これが1番のデメリットではないでしょうか?とにかく時間がかかります。1時間も歩いてらんないですよね。しかも通勤で。その1時間をどれだけ短縮させるかを考えた方がいいと思います。
例えば、電動キックボードとかだと公道も走行できてかなりの時間短縮になりそうですね。
徒歩1時間のメリット


次は徒歩1時間のメリットを見てみましょう。徒歩1時間のメリットは以下の通りです。
- 交通費の節約
- 健康効果抜群!運動不足解消!
- 仕事のパフォーマンスをあげる
順番に見ていきましょう。
交通費の節約
5キロの距離を徒歩通勤することで交通費が節約されます。具体的には以下の表を見てみましょう。
5キロ圏内の運賃 | 往復 | 1カ月(20日勤務) | |
電車通勤 | 150〜250円 | 300〜500円 | 6000〜10000円 |
バス通勤 | 200〜300円 | 400〜600円 | 8000〜12000円 |
電車通勤ですと最高10000円の節約、バス通勤ですと最高12000円の節約になり結構節約できますね。
健康効果抜群!運動不足解消!
徒歩1時間はだいたい7000歩くらいです。一日の歩数でベストな歩数は8000歩程度と言われています。片道だけなら健康に良いですが、往復で14000歩でちょっと歩き過ぎですね。膝などの関節が痛くなる原因になる可能性があります。
仕事のパフォーマンスをあげる
徒歩で1時間の通勤をすると完全にカラダのスイッチが入るため午前中の仕事のパフォーマンスは上がる傾向にあります。午後ですと人によりますが疲労感がでることもおおいので注意が必要です。
徒歩1時間のちょっとした不満


徒歩1時間は結論、かなりしんどいです。その中でもしんどいトップ3を解説していきたいと思います。
- 仕事終わりが疲れすぎる
- 通勤時間が長い
- 雨の日や暑い日がつらい
仕事終わりが疲れすぎる
仕事で疲れまくってる後に徒歩で1時間も歩いてかえるのはしんどすぎます。かなりの人数の人がこの仕事後の疲れに徒歩で帰ることがつらくて徒歩通勤をやめたいと思う人がいます。
通勤時間が長い
通勤時間が1時間以上になるため朝の貴重な時間がかなり奪われることになります。朝に30分でもあれば様々な事ができます。朝の時間を有効活用したいですよね。
雨の日や暑い日がつらい
雨の日と暑い日はとてもつらいです。まず雨の日は、服と靴がびしょ濡れになるし傘を1時間近く差し続けなければいけないという過酷です。カッパをきたとしてもカッパ自体が暑すぎてしんどいです。まだ移動時間が短縮されれば良いですが1時間近くと考えるときついです。
徒歩1時間を快適にする方法


徒歩1時間はきついですよね。一工夫で快適にする方法もあります。この方法は、これだ!
- リュックとショルダーバッグとショルダーバッグどっちが歩きやすい?
- 疲れにくい歩き方コツ
- 疲れない靴の選び方
- 汗対策&暑さ寒さ対策
リュックとショルダーバッグどっちが歩きやすい?
実際、それぞれにメリットとデメリットとメリットがありませす。
リュックのメリット・デメリット
メリット
- 両手が空く→転倒防止やスマホ、傘の操作がしやすい
- 肩が疲れない→長距離でも疲れにくいです
- 収納力が高い→書類やPC、弁当が入りやすい
デメリット
- スーツと合わない→ダサい印象
- 背中が蒸れる→夏場はとても汗をかく
- 荷物の出し入れが面倒→とっさに出したい時にだせない
ショルダーバッグのメリット・デメリット
メリット
- スーツやビジネススタイルに合う→見た目がスマート
- 荷物の出し入れが楽→とっさの時もすぐに出し入れできる
- 背中が蒸れない→夏でもリュックほど汗はかかない
デメリット
- 片方の肩がつらい→重さが一点集中なのでとても肩が痛くなる
- 収納力が低い→書類やPCが入りづらい
- 動きづらい→走ったりする時はとても不便
どっちがいいのか?
結論は短時間の通勤であればショルダーバッグ、長時間であればリュックが無難です。
また、荷物が多いならリュック一択です。
疲れにくい歩き方のコツ
疲れにくい歩き方のコツを試してみてください。
姿勢を正しく保つ
- 背筋を伸ばす(猫背にならない)
- あごを引いて目線は前へ(3〜5m先を見る)
- 肩の力を抜く
歩幅はやや大きめに
- 小さすぎる歩幅は逆に疲れる
- 踵から着地してつま先で蹴る
足の使い方を意識する
- ベタ足歩きはダメ
- 蹴り出しは親趾の母指球で
- 地面を足でつかむ意識をする
呼吸を深くする
- 鼻から吸って口からゆっくりと吐く
- 歩調に合わせてリズムよく呼吸する
疲れない靴の選び方
徒歩通勤で疲れにくい靴を選ぶには以下のポイントを参考にしてください。
クッション性のあるソール
- 厚みのあるミッドソールがあると楽
- EVA素材やジェルクッション入りの靴底
ランニングシューズやウォーキングシューズに多いです。
足にフィットするサイズを選ぶ
- 踵が浮かずつま先に適度な余裕があるサイズ
- 横幅もチェック→まれに幅が狭すぎてきつい事も
軽量な靴を選ぶ
片足300g以下がおすすめ。
ビジネス用であれば「ウォーキング対応」を選ぶ
- ソールがゴム製で滑りにくいものがおすすめ。



靴の選び方を間違えると足を痛めます。
汗対策&暑さ寒さ対策
徒歩通勤では、汗、暑さ、寒さの対策が必要になります。詳しい対策は以下の通りです。
汗対策
- シルキードライやヒートテックでは吸水発熱タイプを選ぶ
- 汗拭きシート、制汗剤を活用
- 替えのインナー・シャツを用意(荷物になる)
- 汗を拭くのにタオルを用意



汗は拭かないとエンドレスに出てきます。
暑さ対策
- 通気性の良い服を選ぶ
- 冷感アイテムを活用する
- 早朝出勤や日陰ルートを選ぶ
- 帽子、サングラス、日傘を使う
寒さ対策
- ヒートテックを着る
- ネックウォーマーをつける
- 防寒ブーツや靴下を履く
徒歩1時間での健康効果


徒歩1時間は本当に健康に効果的なのでしょうか。消費カロリーや様々な視点から見てみましょう。
消費カロリーはどのくらいか?
普通にあるいてだいたい200キロカロリー程度です。
仮に1ヶ月歩いたとすると8000キロカロリー程度消費されだいたい1.2kgの脂肪を燃焼できます。
血流改善、ストレス改善
歩く事は全身の血流を改善させるほかストレスの改善作用もあります。
しかし、徒歩通勤がストレスに感じていたら、逆にストレスによる血流不良が生じる可能性もあります。
徒歩1時間歩くと足は太くなる?
毎日1時間も歩くと足が太くなるかはケースバイケースですね。
例えば、坂道などが多いルートですとそれなりに足の太い筋肉に負荷が加わるため結果的に足が太くなる可能性があります。
徒歩通勤1時間を続けるには


徒歩通勤で1時間は長いですよね。ここでは1時間の徒歩通勤を継続させるための解決策を紹介していきます。
音楽を活用する
一つの手段は音楽を活用することです。音楽の具体的な活用の仕方などを解説していきます。
歩くテンポに合った曲ら
- BPM100〜120(ゆったり):宇多田ヒカル「First Love」
- BPM120〜140(普通の速さ):YOASOBI「群青」、BTS「Dynamite」
- BPM140〜160(速歩き):ONE OK ROCK「The Beginning」
快適に聴くには
- ワイヤレスイヤホンでストレスフリー
- 骨伝導イヤホンや片耳使用で安全対策
徒歩1時間が無理なら?


徒歩1時間が無理であれば自転車通勤も一つの手段です。
自転車は歩く事と比較すると楽です。特に電動自転車ですと坂道があったとしても楽に進めます。今ではおしゃれな電動自転車も販売されていて軽量化もされてきています。
以下の記事では、メインは電動キックボードですがラストの方に電動自転車のおすすめを紹介していますので興味があればご覧ください。
【解決策】徒歩1時間がしんどいなら


お待たせしました。私が1番おすすめな交通手段は電動キックボードです。最近よく目にしませんか?電動キックボードはなんと公道も走れて坂道まで電動で走ってくれます。ただ乗っているだけでオッケーな便利アイテムです。
通勤だけでなく、お出かけや旅行、キャンプにも愛用されています。
電動キックボードが徒歩通勤の代わりに最適な理由
- 疲労を大幅に軽減
電動キックボードは乗るだけでスムーズに移動できるため、徒歩通勤で感じる疲労を大幅に軽減させることができます。
- 通勤時間を短縮
徒歩よりも移動速度が速いため通勤時間が短縮します。たとえば徒歩で30分かかるところを電動キックボードだと10分程度となります。
電動キックボードの特徴
- 16歳以上なら免許不要
- 公道も走行可能
- 坂道もスイスイ
- 維持費も低価格
若年層を対象とした電動キックボードの走行調査および利用意向に関する研究では電動キックボードの利用は, バス停ならびに鉄道の徒歩圏域をカバーするとともに, バス停や鉄道圏域を拡大する可能性があることを示唆したと報告されています。
おすすめの電動キックボードはJaison J-Board JS1


\ 人気急上昇中/
Jaison J-Board JS1の口コミは下記の記事にて解説。
続いて電動キックボードのおすすめ比較は下記の記事から
電動キックボードのコスト
電動キックボードのコストをバイク、車で比較してみました。
項目 | 電動キックボード | バイク(50〜125cc) | 車 |
初期費用 | 100000円程度 | 150000〜400000円 | 1000000〜2000000円 |
燃料・充電代 | 300円から900円/月(充電代) | 1500〜3000円/月(ガソリン代) | 5000〜10000円/月(ガソリン代) |
保険料 | 年間3000〜5000円(自賠責保険) | 年間7500〜12000円(自賠責保険) | 年間30000〜50000円(任意保険込み) |
税金 | 0円 | 年間3000〜10000円(軽自動車税) | 年間10000〜3000円(自動車税) |
駐車場代 | なし | 3000〜10000円(地域による) | 5000〜20000円/月 |
メンテナンス費用 | 5000〜10000円(人によってはかからない) | 10000〜20000円/年 | 30000〜50000円/年 |
全体的に見てみると電動キックボードの方がコスパがとても良い事がわかります。
まとめ


徒歩1時間の通勤や移動は、健康には良い一方で、毎日の負担としてはかなり大きいですよね。
特に、天候や時間の制約、体力的な不安があると「続けるのはちょっとキツいかも…」と感じる人も多いはず。
そんなときに検討したいのが 電動キックボード。
歩くより圧倒的に楽で、交通費もかからず、ちょっとした移動にもぴったりです。最近では公道を走れるモデルも増えてきて、通勤や買い物にも便利に使えます。
「徒歩1時間はしんどいけど、電車やバスに頼りたくない」
そんな方は、電動キックボードという選択肢もアリかもしれませんよ。
ラクして、スマートに移動する。あなたの新しい通勤スタイルを見つけてみてください!