自転車通勤を始めようと思ったとき、「4.6キロって通勤距離としてアリ?それともきつい?」と悩む人は多いです。
この記事では、自転車で4.6キロ通勤するのにかかる時間、きついと感じる理由、快適に続けるコツなどをわかりやすく解説します。
結論から言うと、慣れれば問題ない距離ですが、天候や体力に左右されやすい面もあるので注意が必要です!
4.6キロの自転車通勤にかかる時間は?

自転車で4.6キロ走るのにかかる時間は、スピードによって変わりますが、以下を目安にするとわかりやすいです。
速度 | 状況 | 所要時間 |
時速15km | ゆっくり | 約18分 |
時速20km | 普通 | 約14分 |
時速25km | スポーツバイク | 約11分 |
なので、一般的なママチャリや通勤用自転車で走るなら、だいたい15〜20分くらいが目安になります。
4.6キロの自転車通勤はきつい?8つのデメリット

距離的にはそれほど長くないように感じる4.6キロですが、実際に自転車通勤をしてみると「意外ときつい…」と感じる人もいます。
その理由を以下にまとめました。
- ケガをする事がある
- 雨の日や風の日が大変
- 天気に左右される
- 継続するとダルく感じる
- パンクなどトラブルが起きることがある
- 身に危険を感じる
- 盗難される
- 夏と冬がきつい
こんなにたくさんあります。順番に解説していきます。
ケガをする事がある
どれだけ注意していても、路面の状態や周囲の人・車によって事故のリスクはゼロではありません。
軽い擦り傷ならまだしも、転倒して骨折や打撲といった大きなケガをする可能性もあるため、ヘルメット着用や夜間ライトの使用など、安全対策は必須です。
雨の日や風の日が大変
雨の日や風の日の自転車通勤はとても負担が大きいです。雨の日には濡れることで不快感を感じるだけでなく、路面が滑りやすくなるため危険も増します。雨具を着ても完全に濡れを防ぐことは難しく、通勤後の疲労感も大きいです。
風の日には、自転車が横転しないようにバランスをとる必要があり、いつも以上に神経を使います。強風に煽られると前に進むのも難しくなり、心身ともにストレスを感じる原因となります。
天気に左右される
自転車通勤は天気の影響を大きく受けます。例えば、雨の日には普段20分で済む通勤が1時間以上かかることもあります。また、衣服が濡れる不快感は避けられませんし、それを防ぐために雨具を準備する手間も増えますよね。
さらに、天気予報を信じて電車通勤を選んだものの、実際には晴れていて「自転車で通勤すればよかった」と後悔することも。こうした天候の不安定性が、自転車通勤のストレスを増やす原因になります。
継続するとダルく感じる
最初は気分転換や健康目的で楽しく感じる人も多いですが、毎日のルーティンになると「今日は面倒だな…」と感じる日も。特に仕事が忙しい時期や体調が優れないときに感じやすいです。
パンクなどトラブルが起きる方がある
自転車通勤では、タイヤのパンクなど予期せぬトラブルが起きることがあります。特に「ここぞ」という大事な日に限ってパンクしてしまうことも。
パンクした場合、すぐに修理できるわけではなく、自転車屋さんに持ち込む必要があります。そのため、急いでいるときや重要な会議がある日に遅刻してしまう可能性も。自転車通勤はこうした不確定要素がストレスの原因になることがあります。
身に危険を感じる
車道を通行中、自転車はどうしても車両に比べて弱い立場になります。後ろから車に煽られたり、大型トラックが高速で追い抜いていく時は、身の危険を感じることも少なくありません。
こうした状況は、特に交通量の多い道路では頻繁に起こり得るため、毎日の通勤で大きなストレスを感じる原因となります。
盗難される
自転車の盗難は非常に頻繁に起こる問題です。警視庁の報告によると、年間で数万件以上の自転車盗難が発生しています。特に駅前や繁華街など、人通りが多い場所でも安心できません。
自転車は安いものではなく、高価なものほど盗難のターゲットになりやすい傾向があります。そのため、盗難に遭うと経済的な損失だけでなく、通勤手段を失うという大きな不便も生じます。
夏と冬がきつい
夏と冬の自転車通勤は、それぞれ異なる厳しさがあります。
- 夏:炎天下での通勤は大量の汗をかき、服が汗だくになることが避けられません。熱中症のリスクも高く、通勤だけで体力を大きくうばわれます。
- 冬:一方で冬は冷たい風にさらされ、体が芯から冷える辛さがあります。特に雪が降る日は視界が悪く、路面も滑りやすいため、ケガのリスクがさらに高まります。
自転車で4.6キロ通勤する夏は特につらい?

自転車で4.6キロ通勤する夏はとてもきついです。快適温度である春や秋でも真夏だと確実にきついです。
- 汗で髪型もキープできない
- 熱中症リスク
- 汗のニオイが気になる
- 衣服が汗で濡れる
汗で髪型もキープできない
大汗をかくとせっかくキメた髪型も台無しになります。ジェルやワックスもダラダラと首に流れてきて更に気持ち悪いです。
熱中症のリスク
炎天下の中、自転車を長時間こぐ事は熱中症のリスクが高いです。加えて坂道などが多いと更にリスクが高まります。
汗のニオイが気になる
尋常な量の汗のため強いニオイを人によっては発します。エチケットの面でとてもストレスになります。
衣服が汗で濡れる
夏は必ずと言っていいほど汗をかきます。大量の汗をかくため衣服が濡れます。とても不快です。
自転車で4.6キロ通勤する冬はきつい?

自転車で4.6キロ通勤する冬はきついです。
寒さもきついし路面が凍結していたら尚更きついです。
- 滑って怪我をする可能性がある
- 寒すぎて風邪をひきやすい
滑って怪我をする可能性がある
路面が凍結していたり、雪が積もっていたりするので滑って転ぶ可能性が高いです。自転車で転ぶ事は大怪我を招きますので注意が必要です。
警視庁が出しているデータによると自転車関与事故の割合は46.3%といわれています。警視庁HPから引用
寒すぎて風邪をひきやすい
ヒトは身体が冷えると風邪をひきやすくなります。自転車をこいで汗だくの後に衣服が濡れたままだと更に寒さを感じます。
4.6キロの自転車は遠い

4.6キロの自転車は遠いのかは、私の感覚ですと遠いです。中にはちょうどいいという人もいます。
雨の中を20分自転車をこぐ場合とても遠く感じます。結論。楽ではありません。また、坂道にプラスして雨が降ると更に最悪です。
自転車通勤で20分がきつい事に関して下記の記事で詳しく解説しています。
自転車通勤に快適な距離は15kmまでとされています。通勤サイクリングラボから引用
同時に自転車通勤30分はきついかどうかを以下の記事にて解説していますのでご覧ください。
4.6キロの自転車はつかれる

自転車通勤は体力を使うため、想像以上に大変です。平坦な道ばかりではなく、坂道や信号待ちが多い道では、余計な体力を消耗します。
さらに、仕事が終わって疲れている状態で自転車を漕いで帰るのは、精神的にも肉体的にも負担が大きいものです。「もう一歩も動きたくない…」という状態でも、自転車に乗らざるを得ないのは辛いですよね。
4.6キロの自転車通勤を楽しいと感じる人

4.6キロの自転車通勤を楽しいと感じる人の特徴は以下の通りです。
- 自転車が快適なものを使用している人
- 運動が好きな人
- 通勤ルートが快適な人
自転車が快適なものを使用している人
電動自転車などを使用すると身体への負担が軽減するため30分の通勤でも苦にならないです。
運動が好きな人
自転車通勤を運動やリフレッシュとして考えられる人は楽しいと感じます。
通勤ルートが快適な人
自然が多い道や、景色の良い道ですと20分でも気分転換になります。
- 電動自転車を使用する
坂道や長距離が楽になります。
- 天候に備える
雨具や防寒具を用意する。
- 服装を工夫する
汗をかいても快適な速乾性のあるものを使用する
- 電動キックボードを使用する
1番のおすすめは電動キックボードを使用することです。電動キックボードでもっと楽で快適な通勤手段を手に入れましょう。以下に解説していきます。
電動キックボードが自転車通勤の代わりに最適な理由
- 疲労を大幅に軽減
電動キックボードは乗るだけでスムーズに移動できるため、自転車で感じる疲労を大幅に軽減させることができます。
- 通勤時間を短縮
自転車よりも移動速度が速いため通勤時間が短縮します。たとえば自転車で15分かかるところを電動キックボードだと10分程度となります。
電動キックボードの特徴
- 16歳以上なら免許不要
- 公道も走行可能
- 坂道もスイスイ
- 維持費も低価格
若年層を対象とした電動キックボードの走行調査および利用意向に関する研究では電動キックボードの利用は, バス停ならびに鉄道の徒歩圏域をカバーするとともに, バス停や鉄道圏域を拡大する可能性があることを示唆したと報告されています。
おすすめの電動キックボードはJaison J-Board JS1

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Jaison J-Board JS1の口コミは下記の記事にて解説。
続いて電動キックボードのおすすめ比較は下記の記事から
電動キックボードのコスト
電動キックボードのコストをバイク、車で比較してみました。
項目 | 電動キックボード | バイク(50〜125cc) | 車 |
初期費用 | 100000円程度 | 150000〜400000円 | 1000000〜2000000円 |
燃料・充電代 | 300円から900円/月(充電代) | 1500〜3000円/月(ガソリン代) | 5000〜10000円/月(ガソリン代) |
保険料 | 年間3000〜5000円(自賠責保険) | 年間7500〜12000円(自賠責保険) | 年間30000〜50000円(任意保険込み) |
税金 | 0円 | 年間3000〜10000円(軽自動車税) | 年間10000〜3000円(自動車税) |
駐車場代 | なし | 3000〜10000円(地域による) | 5000〜20000円/月 |
メンテナンス費用 | 5000〜10000円(人によってはかからない) | 10000〜20000円/年 | 30000〜50000円/年 |
全体的に見てみると電動キックボードの方がコスパがとても良い事がわかります。
よくある質問(FAQ)

- 自転車で4.6キロは通勤に適した距離ですか?
-
多くの人にとって、4.6キロは無理なく続けられる距離です。ただし、体調や天候の影響を受けやすいため、準備と対策が重要です。
- 4.6キロの自転車通勤で痩せますか?
-
継続すれば有酸素運動としてダイエット効果が期待できます。ただし、消費カロリーは1回約100〜150kcal程度なので、食事管理も併用するのがおすすめです。
まとめ|4.6キロの自転車通勤がきついなら、電動キックボードという選択肢も

4.6キロの自転車通勤は、「ちょうどいい距離」と感じる人もいれば、「思ったよりしんどい」と感じる人もいます。
特に以下のような人は、毎日の通勤がストレスになりがちです。
- 天気の変化に弱い(雨・風がつらい)
- 夏の汗、冬の寒さに耐えられない
- 忙しい朝に体力を使いたくない
- ケガや盗難のリスクを減らしたい
そう感じる方には、電動キックボードという選択肢もおすすめです。
電動キックボードのメリット
- ペダルを漕がずに楽に移動できる
- 通勤にかかる時間が短縮される
- コンパクトで駐輪スペースも最小限
- 坂道や風の強い日もラクに走行
- 服が汗でびしょびしょにならない
最近では、公道OKのモデルや免許不要で乗れるタイプも増えてきており、都市部の新しい移動手段として注目されています。
毎日の通勤ストレスを減らしたい人は、一度検討してみる価値アリです。